ミューテッドサマー(夏スモーキー)に馴染む口紅を瞳の色から考えてみた
ミューテッドサマー は、低彩度 低明度、高明度も可 グレイッシュでスモーキーなカラーや、
柔らかな中間色が似合うとされるパーソナルカラーです。
セオリーに則って考えると、真っ赤な口紅は、苦手な領域に位置します。(プラムやローズでも色の強いものは全般)
真っ赤な色の特徴とは、高彩度で、鮮やか。華やかで、強い色。低明度であればあるほど、ドス黒い赤になる。主張が強い色。
血色、肌色素以外に、色素があるのは、髪の毛と瞳。
どちらもカラーリングを楽しむことができ、自分好みの色にカスタマイズできるものでもあるので、一口には語れないですが、
私はカラーコンタクトをしたことがないので、生まれたままの瞳のカラーの色素ということで進めてみると、
ミューテッドサマー は、瞳の色素も同じブルーベースのウインターの人に比べて、パキッとはっきりしない、
瞳孔の黒さに対して、そこまで色素が強くないシアーなブラウンなので、目の印象がぽやんとしている。
眼光の鋭さや、瞳の凛々しさには欠けてしまう。儚げな印象ですね。
そこに真っ赤なリップを持ってくると、どうしても、瞳の色素とのバランスで口紅の赤が圧勝してしまう。
バランスを取るには、なるたけ薄い塗り方をするのが一番よかったです。
フルボリュームで塗った真紅の口紅はどうしても口元のインパクトばっかりが勝ってしまいます。
瞳(虹彩)の色素と同じくらいの色の強さに合わせて、口紅を選ぶと、顔全体のバランスと調和することがわかりました。
瞳の色と似た強さってどういうことなのか、以下で分析していきます。
出典 シュウウエムラ
彼女のようなリップを塗りたいなと広告の口紅のカラーアトラスを眺めておりますた。
が。ミューテッドサマー がやってもこういうカッコイイ仕上がりにはならんのです、泣。素が、儚げなもんで、笑。
ミューテッドサマーを理解する例の芸能人での典型としてV6の長野博さんが挙げられていまして、妙に納得しました。
ミューテッドサマー は自覚すると、なんか地味で、センター張るようなオーラバリバリじゃないことに多少ガッカリしてもいましたが、
V6の長野さんは、とても優しそう。で、ミューテッドサマー の雰囲気ってこういうグイグイ押してるように見えないのが
この柔らかな色合いとの調和なんだなって…ないものねだりして、自分が見えなくなった時。長野博さんを思い出します。
これをまとめてくださったパーソナルカラー研究家の方、ありがとうございます。
パーソナルカラーも考慮して、グループメンバーを決めた?ジャニーさん。
ミューテッドサマー の味は、真っ赤な口紅では出せないからこそ、ミューテッドサマー なんですよね。
ミューテッドサマー は、にごり(すりガラスのような不透明感)を得意(マッチしやすい)としています。
曖昧な色が自然に馴染むタイプです。比較として渡辺直美さんは、肌ににごりがないので、曖昧さのない強い色でも負けません。
長野博さんは、v6メンバー のなかで、比較しても、すりガラスのような不透明感があり、
柔らかな光だけ通す感じ、それが独特のニュアンスになっています。
瞳の色とのバランスが、とれた口紅、強すぎない、適度な、にごりを含む色
を塗るのが本領発揮で、ミューテッドサマー の持ち味を生かした、無理せず、エフォートレスな仕上がりのメイクになります。
パーソナルカラーの12分類、各ジャンルの特徴を比較できるよい教材で、本当、勉強になります。