もがいたとしても

生きてくると
思い出ばかりがふえていく。
思い出って結局、結果

うまくできなかったことや
伝えられなかった思いも、
やがて時間によって絡め取られて
思い出になる

そうやって生きていく

わたしは
これから
せかいを
どんな風に
見ていったらいい？

生きていくとそんな風に考える

その考え方次第で
せかいはどうとでも変化するから

くるしいと思えば
くるしいせかいだし

しあわせと思えばしあわせなせかい

しあわせなことが自分の身に起こらないから
せかいは不愉快だ
と思うなら


それは自分のことを指しているのだと思う。

思い出に誇りを持てるなら、
思い出になっても、その時の自分はよくやったと言えるなら、

それが生きる価値になる

今日こうやって生きることも、いつか自分の思い出になる
その時の自分がどう思うかが、結局自分自身なのではないか。


だから思う
人生は時間によって
作られ、
時間によって
支配されてる
どんなことをしても、過去の自分には戻れない
でも過去の自分があるから自分なんだ

生きるって
自分自身を作ることなんだ
生きた分だけ自分自身なんだ

だから思い出が増えていくのは
生きた分だけの証だ

もがいたとしても