ミューテッドサマー (夏スモ)に似合う質感は、マット寄りだという件
必ずしも完全なマットでなくてもいい。
マット寄りであればいい、このことを念頭に置きつつ、好きなものを選んでいけば、失敗は少ない。
結論はこれだけなのだけど。
どうして、強くそう思うようになったのかと言えば、「ハイライターどれ使う問題」が発端。
世に言う美しいハイライトパウダーは、とてもキラキラと輝く微粒子が含まれている。
MACのミネラライズスキンフィニッシュ ライトスカペード を所有してみたこともあるが、人(母)に躊躇なく譲れてしまった。
似合うものと似合わないものの差を理論的に説明してくれる、パーソナルカラー12分類が大好きだ。
「なんとなく、自分は合わないな」のなんとなくを細部まで説明してくれる。
人と同じことをしたい、真似したいというのは、人間の本能的な習性らしいが、
パーソナルカラーの真逆にあたる人が似合う質感や色合いを真似したら、ことごとく残念な仕上がりになることを自分のせいだとか、
自己否定ではなく、自己尊重、最適化という形で、気づかせてくれるパーソナルカラーには感謝でいっぱいである。
先日、コロナ禍において、数ヶ月ぶりに百貨店のコスメカウンターにサンプルをGetしに行ったきた。
私はリキッドファンデでなくても、毛穴に白ニキビが出来やすいので。
お目当てのサンプルをGETし、手持ち無沙汰になったところで、キラキラ、ペカペカするハイライターをショーケースで見る。
ボビイブラウンのハイライティングパウダーを先日、店頭で見た。
陳列カウンターごと透明フィルムがかけられ、気軽に手に取れないデパートにて、
表面の型押しがオシャレなキラキラと輝くハイライトを見て、「何かお探しですか?」と聞かれたが、
心の中で思ってたのは、
「こういうメテオリックな艶感ハイライトって、似合わないんだよな、とってつけた感じになるんだけで。
ボビイブラウンだからって、玄人系のアーティストブランドだからって、ハイライトはパール、メタリックの一択しか無いんかい!」
と思ったんだけど、さすがに「パーソナルカラー12分類」を熟知しているBAさんでもなければ、
初対面で接客しようとしている、BAさんに、
「これ私には似合わない(マッチしない、わざわざ数千円出して買う必要のある肌の質感では無い)と思うんですけど、
やっぱりクリスマスコフレとかに入ってたりするんですねぇ」なんて、言えない。言ったら、変なお客さんだと自分で思ってしまう。
ハイライターはマット系のホワイトに限る。マットで、ホワイトがいいんじゃーー!と自分で勝ち取った結論を胸に仕舞い込む。
30代まで生きてくると、実感を持って自ら良いと思ったものを、自分の定番に持っていることが増える。
20代の時の手当たり次第手を出して、ためしまくって、失敗したり、合わなかったりしたデータが嫌でも蓄積する。学習する。
人の真似をして、うまくいくほど、単純じゃないことにも、気付かされて、今日まで生きてきた。
「マットが似合わない肌質なんで」とアットコスメに口コミで書いてる人がいらっしゃるのを見ると、
ちゃんと自分のことを熟知しているからこそ、書けるんだろうと好意的な見方をしてしまう私。
この私は、前出の方と逆で、マットこそ、一番無難に馴染む。
前出の方のいうマットより使いやすいと感じる、パールやメタリックは、私にとってはメインで使うものでは無く、
マットと組み合わせて部分使いするものだ。
そうやって、少しずつ自分のことを自分でわかっていけばいい。
たまには自分の知らない自分に出会えたりするかもしれない。
最初から自分のことをわかって欲しいなんて思わなくなった分、自分のことを自分でちゃんとわかって最適化して過ごす自分に
満足感を覚えてしまうのは、ナルシシズムなのかもしれない。けど。。。。
パーソナルカラーって自己肯定論でもあると思う。
自分似合わないものは、無理して身につけなくていい、買わなくていい、持たなくていい、しなくていい。
そういう意味では無駄を省けて、シンプル。
私はメタリックな物を欲しがらなくていい、身につけなくていい、無理にゴージャス感演出しなくていい。
そう考えると、楽だなっていつも思う。
何が似合うか、試しに試しまくった時代もあったけど、今は、同じ物を丁寧に長く使いたい。
似合うものだけ、シンプルに少なく持ちたい。
そんなミニマリズムをパーソナルカラー12分類に感じつつ、今日はこのへんで分析を終えたい。